これまでにカタログギフトを貰ったこともありますし、逆にカタログギフトを贈った経験もあります。

私が初めてカタログギフトというものの存在を知ったのは今から25年くらい前の事です。
当時私は20代の後半でしたから、年齢的にやたらと友人の結婚式に招待されていました。
結婚式へ出席するときの楽しみはふたつありますが、ひとつは【どんな料理が出るのか】ということと、もうひとつは【どんな引出物を貰えるのか】という事です。
しかし、それまでの経験で引出物には【当たりはずれ】があることも知っていました。
タバコも吸わないのにガラス製の灰皿を貰ったり、新婚二人の名前の入ったガラスコップであったり、時には一匹丸ごとの鮭を貰ったこともあります。
これはさすがに後の処理に困りました。近所の魚屋さんにさばいてもらって余計な出費がかかったものです。
そんな時、ある友人の結婚式の引出物がカタログギフトだったのです。
最初は椅子の下に置かれたカタログを見て【たったこれだけか・・・】と内心がっかりしたのですが、家に持ち帰って中を見てみるといろんな商品が並んでいて妻と二人であれこれと品定めを楽しみました。
商品から考えてだいたいが1万円相当のギフトのようでした。さっそくその中から松阪牛のステーキ肉を注文して送られてきた肉を妻と二人で堪能しました。
カタログギフトというものはなかなか便利なものだなというのがその時の感想でした。

逆にカタログギフトを贈ったのは私の病気の快気祝いの時です。
もともと腎臓が悪い私は時々病院に入院するのですが、そんな時に病院に見舞いに来てくれた人には全員に簡単な快気祝いを渡すことにしています。
変な話ですが、手ぶらで見舞いに来てくれた人にもお見舞いを持ってきてくれた人にも一律で快気祝いを渡しています。
カタログギフトの存在を知らない時には洗剤やタオルなどを百貨店に行って注文していたのですが、それをカタログギフトに変えてみました。
だいたい千円程度の品物ですから物珍しい商品はありません。折り畳み傘やハンカチセットなどですが、それでも各自に好きなものを選んでもらえるだろうと思ったのです。

そのカタログギフトの快気祝いはおおむね好評だったようです。
すべてのカタログギフトがそうなのかは知りませんが、どの人がどの商品を選んだかというのは後に通知が来るシステムでした。
皆さん、いろいろな商品を選んでくれたようでこちらとしても嬉しい限りでした。
また今度入院したら快気祝いはカタログギフトにしよう、と妻に言ったら【そんな事を考えるよりは入院しなくてもいいように体のケアをしっかりしなさい】と怒られましたけれど。